ムサシ、見参でござるだス!!
ども、αルタでっす。今回はワタクシめがお送りします。今回はアニメの感想でごぜーますよ。
先日、縁あって、1990年放映のアニメ「からくり剣豪伝ムサシロード」を全話視聴しました。
俺が幼稚園の時によく見ていたアニメ。でも内容は全く覚えておらず、全話見直したいとぼんやり考えていたところにたまたまチャンスがあって観ることができました。
で、実際観てみた感想~
まず、メカデザインの大家・大河原邦男氏デザインのからくり人は問題なくカッチョいい。
んで、内容はざっくり言うと「国一番の武芸者を目指す少年剣士が繰り広げるチャンバラ活劇」なんで、大昔の「赤胴鈴之助」とかその辺が元ネタなのかもしれない。
恐らく、その辺の作品(路線)の復権を狙った企画だったのではないかと勝手に予想。主題歌が子門真人さんだったりとか。
ただ、とりあえず世界観の作り込みはとても緩い(笑)。
バイケンはからくり人なのにその下の兄妹達は普通の人間でしかもその事に対して何の説明もない、みたいな(笑)。
でも、アニメって本来そのぐらいあっけらかんとしていた方が面白いんですよね。
多分、その辺を楽しむのがこの作品の楽しみ方なんだと思います。作り手側としてもその辺が狙いだったんではないでしょうか?
しかし、それが上手く作品の評価に結び付いたかは微妙かもしれない・・・。
キャストの交代が相次いだりとか(苦笑)。
ゼニガタンの親分なんて、元の声優さんが歌うテーマソングがかかる頃にキャスト交代してっかんね。
あとはイシマツの回とか、ジライヤンが味方になる回、ヒミコを巡るムサシの葛藤とかアツいエピソードもちらほら。
これらのエピソードみたいなことを毎回全話でやっていれば、内容的にも営業的にももっと盛り上がったんではなかろうか?と思った。
制作はジャンプマンガのアニメ版とか原作もので有名な現ぴえろ。オリジナルアニメはやはり不慣れだったのか?
いやいやいやいや、ムサシロードと言えば主題歌を忘れちゃいかんな。
オープニングテーマの「ムサシ!BUGEI伝!!」。
さっきチラッと触れたけど、歌うはこれまたアニソン界の大家・子門真人氏。
個人的に、子門さんって昔のアニソンのイメージだったんですよ。
比較的新しめのところでも、80年代のマシンロボとか。
その子門さんが歌う90年代のアニソン、という点でも貴重な気がしますし、
曲自体も子門さんのシャウトが大爆発するメチャクチャアツいアニソンなのだ!!!
いや~この歌聴いたら子門さんのイメージ変わりますよ!!
ア ニ ソ ン 好 き な ら 必 聴 で す ! !
・・・とまあ、色々と酷なことも書きましたが、総じて良作だと思います。
このアニメって、この3年後に放送された同じ(?)ジャンルの「疾風!アイアンリーガー」に大半持ってかれちゃってる感じで顧みられる機会が抜群に少ないんですけど、もっと再評価の機会があってもいいと思いますね。
このブログがその一助にでもなれば、と思います。
あ、そうだ。
この話、ムサシロード観たことない人には何言ってんだか全く分からないだろうけど、
ムサシにさつま揚げ投げてる時のセンヒメはメチャクチャ可愛い(笑)。
・・・結局そういうところなのよね、アニメにとって大事なとこって。
それでは今回はこの辺で。またね!
αルタ